アクセス(Access)を使った中小規模のオーダーメイドソフト開発

アクセス(Access)を使った中小規模のオーダーメイドソフト開発 合同会社リアルテク

2017.11.20

Access2010 メモリー不足

一ヶ月くらい前からこの問題への対応で苦労しました。

 

原因は「カレンダー入力」

を使用しなければ発生しませんでした。

 

メモリー不足の発生状況

お客様は保健センター様に納入しているオーダーメイドソフトの「健康管理システム」です。

 クライアントPCは4台(Windows7)

 データベースはSQLServer2008R2 Express Edition

 Access2010で作成したオーダーメイドソフト

 

ある時から、特定の入力画面でデータを登録していたら

 メモリー不足のため、この操作を完了できません。不要なアプリケーションを終了し、再度実行

 してください。

とエラーメッセージが表示される と。

 

・どのPCでも発生する ⇒ 特定のPCの問題ではない

・同一の入力画面で必ず発生する

・連続したデータ登録の2件目に必ず発生する

というものでした。

 

確認した対応は

Microsoftのサイトに記載されているもの

 ⇒ システム設定値に関するもので、弊社には権限がないので対応できない内容でした。

 

・過去の記事には、

 Accessのプログラムの一部が壊れている可能性があるのでインポート或いは再作成すればいい

 という記事がありました。

 そこで

 1.新しくaccdbを作成して、全オブジェクトをインポートしたが、状況は変わらず

 2.メモリー不足が発生する特定の入力画面に関連したテーブルの再作成しても変わらず

 3.メモリー不足が発生する特定の入力画面を以前に保存していた

  (エラーが発生していなかった頃のプログラム)に置き換えても状況は変わらず

 4.もちろん、データベースの最適化/修復 を実行しても状況は変わりません

 

結局、

特定の入力画面の日付項目の入力に「カレンダー入力」を使用しないで入力すれば、メモリー不足が発生しないことがわかりました。

ただ、別の画面でもカレンダー入力を使っているのですが、そちらでは発生していません。

 

カレンダー入力を使用しないでも特に不便はない とのことでしたので、一応の解決はしました。

後で考えると、メモリー不足が発生する入力画面の日付入力項目を全て再作成してみる

ということを試してみる というのがあったのですが・・・。

 

Access2010で作成したソフトで「メモリー不足」のエラーが発生したら「カレンダー入力」も疑ってみてください。

問題が解決するかもしれません。

 


Top