アボカド モンキーバナナ 耐寒性
2018年1月11日~12日は徳島の山間部ではなく、海岸に近い地域に積雪がありました。
毎年1~2回程度は積雪と寒波があるので、耐寒性のない植物を育てるのは苦労があります。
今年のわが家の庭の積雪の様子は
(手前がリンゴ、奥の方がモモ)
アボカドの耐寒性
わが家の庭のアボカド・フェルテという品種。
葉に積もった雪は落としました。
耐寒性は-3.3℃ ですが、-4℃まで耐えられるとの記事もあります。
実際、180㎝まで大きくなったこんな状態でも耐えられるということがわかりました。
果樹園の積雪は
赤枠が弊社の借りている部分なのですが、写真の右側と左側の積雪の違い、わが家の庭の積雪の違いがわかりますか?
この果樹園の右と左の違いは日当たりです。
わが家とこの果樹園は7kmほど山間部にあるのですが、これだけ違っています。
黄色の矢印はアボカド、フェルテ、ハス(耐寒性-2℃)。
不織布で覆って、根元には草を敷き詰めて寒さに備えたのですが、「ハス」の方は耐えられないようでした。
写真の下がハス、上がフェルテ
ハスは苗も小さく、植えて1ヶ月程度なのでこの寒さには耐えられず枯れそうなので、鉢に戻して
モンキーバナナが越冬している和室に移動しました。
耐寒性のない果樹は秋に植えてはいけない! という教訓です。
このアボカド・ハスはまだ完全に枯れたわけではないようなので、しばらく様子見です。
また、弊社の果樹園で育ち、成長したら越冬できるのか? を検証したいと思います。
モンキーバナナも2年前の積雪で全滅寸前になりました。
冬に屋外でアボカドと同様に不織布で覆って育てるのは無理でした。
それから2年、株分けして育てたのですが、団地内という環境のため半日陰状態なので成長が遅い。
モンキーバナナの蕾は年数でなく葉が15枚になったら という条件のため、日当たりが悪いとダメだということがわかりました。
今年は、半分は果樹園に移動させ(夏場の日当たりは良好と思われるため)、
半分はベランダで育ててみたいと考えています。
店で販売しているバナナは青いバナナを収穫して追熟させている。
そのため渋みが残っているのが気になりませんか?
収穫せずに塾させたら(黄色くなってから収穫したら)どんな味か? 気になりませんか?
ゴーヤも青い時に収穫しますが、そのままにしておくと黄色くなって甘く、スプーンですくって食べられるとか・・・。
今年はこれにも挑戦したいと思っています。
大昔の話になりますが
新婚旅行でハワイに行った時、パイナップル畑で完熟したものをその場で切って食べさせてもらったことがありました。
甘くてとてもとても美味しかったことを今でも覚えています。
それまで食べたパイナップルは(缶詰ですが)酸っぱくて美味しくない と思っていましたから。
どうですか?
こんな経験ありませんか?
だから、果樹の完熟した美味しさを味わいたい! と思いませんか?
害虫の卵
この雪が解けて1週間後に果樹の苗を見ていた時のことです。
この寒さの中、早くも害虫(?)の卵を発見しました。
凄い生命力ですよね?
この状態の時に駆除しておかないと無農薬栽培はできません。
いかに発生初期に駆除できるか? が大切です。
3年後の収穫を目指して、成長の記録を発信していきたいと思います。