アクセス(Access)を使った中小規模のオーダーメイドソフト開発

アクセス(Access)を使った中小規模のオーダーメイドソフト開発 合同会社リアルテク

アクセス(Access)システムの移行

旧アクセス(Access)システムの継続利用

 

PCが新しくなっても、旧アクセス(Access)システムを利用し続けたい という要望はよくお聞きします。
基本的には旧環境のプログラムを現環境に移行することは可能です。
その方法について説明します。

 

アクセス(Access)とは

1992年11月にバージョン1.0が米国でリリースされて以来
 ・Access 2.0
 ・Access 95、Access 97
 ・Access 2000、Access 2002、Access 2003
 ・Access 2007、Access 2010、Access 2013、Access 2016、Access 2019(2020年現在)

と、バージョンアップされています。

 

アクセス(Access)の移行方法について

 

Access 2.0を使用されているのは少ないと思われるので、Access 95以降について説明します。

 

まず、前提としてアクセス(Access)というソフトを購入する必要があります。

次に、
(1)アクセス(Access)で空のデータベースを作成します。
(2)作成したデータベースに、旧アクセス(Access)システムから全てをインポートします。
(3)インポートしたデータベースを起動して、エラーを修正すれば完了です。

 

ただし、Access 95、Access 97 から Access 2016、Access 2019 にインポートすることはできません。
Access 95、Access 97 → Access 2007、Access 2010 にインポートしてから、実行してください。

 

インポートする場合の注意点

 

・旧バージョンでは許されていた文字や機能が、新バージョンでは使えなくなっている
 など、エラーが発生した場合は個別対応が必要です。

 

・Access 2003以前のインポートした場合、帳票の罫線などが乱れる場合がありますので
 個別に修正する必要があります。

 

旧アクセス(Access)システムをそのまま動作させる方法

 

旧アクセス(Access)システムの拡張子が「.mdb」となっていて、写真などの画像を表示している場合は
注意が必要です。
例えば、社員マスターに顔写真を表示しているような場合。

ランタイムでは画像が表示されませんので、必ずアクセス(Access)を購入する必要があります。

 

 

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