古い電卓の電池交換
カシオのソーラーと電池併用の古い電卓が相当明るいところじゃないと使えなくなっています。
内部のボタン電池を交換しないとダメなことはわかっていたのですが・・・。
参考までに型番は「TENEREZZA TD-12」となっています。
まず、裏返して4個のねじをはずします。
赤丸の部分がねじ止めされています。
ねじ止めより下の部分は、片側2カ所のツメ(赤の四角枠)で止められているので
マイナスのドライバーで片側の詰めの部分をこじれば外れます。
決して無理にこじ開けないでください。
赤丸の部分にボタン電池がセットされています。
マイナスのドライバーで黄色の矢印の方向に押してやれば取り出せます。
この時、電池の極性(+がどちらになっているか)を確認してください。
赤丸の左側をよく見てください。
電池の入れる方向が記載されていますが、確認する癖をつけておいた方がいいですよ。
電池を取り出したのとは逆の方向から(黄色の矢印)、極性(+の方向)に注意して挿入してください。
ここからは、分解したのと反対の手順で進めば完了です。
さて、交換した電池ですが
交換する電池は「GP SYLVA-CELL 189」と書かれています。
ネットで調べると、「LR1130」が互換品とありました。
この電池を購入したのですが、相当品として「189」が記載されています。
後で電卓の裏の記載をよくよく観察すると「use BATTERY LR54×1」との記載がありました。
電卓は問題なく動作しているのですが、電池の型番の違いが気になって調べてみました。
ネット上の情報(OKWAVE)によると
「従来の規格でLR1130と呼ばれていたものが、
JIS形式でLR54と呼ばれるようになったようです。」
と記載がありました。
電卓を新規に購入すれば1000円程度。
このボタン電池は214円(税込)。
さて、皆さんならどちらを選択しますか?