モンキーバナナの株分け2
前回のモンキーバナナの株分けの続きです。
モンキーバナナの球根の一部でも芽がでるか?
モンキーバナナの株分けをするため、ナイフで株を切り分けていたら、球根(?)の一部だけの切れ端ができてしまいました。
(上記写真の左側)
ただ、根がついているので芽が出る可能性が大きい。
例えば、ジャガイモは芋を切り分けて植え付けます。(このサイトを参照)
また、前回のブログでは完全に枯れて、根(球根)だけ残った状態から復活したことを考えると
芽が出る可能性が大きいので実験用に植えてみました。
芽の形状が違う
この株分けした葉を見てください。
先の写真の右側の株分けした株の葉と比べてみてください。
どうですか?
葉の幅が全然違うでしょう?
もう一つ、大きな違いがあります。
球根(根?)の部分の大きさを比べてください。
この写真は、葉の幅が狭いもの。
最初に紹介した写真の右側の球根(根?)の部分の大きさを比べてください。
芽の大きさに比べて球根(根?)の部分が異常に大きいでしょう?
ひょっとしてこれが「剣吸芽」といわれるものかもしれません。
さて、3枚目の写真をよく見て頂けますか。
この写真は前回のブログで紹介した株分けしたものですが、中央の芽がかなり伸びているのがわかりませんか。
およそ10日で、2㎝ほど成長しました。
ちょっとマメ知識です。
吸芽(親株の根元から出てくる芽)
吸芽には2種類あります。
水吸芽と剣吸芽です。
水吸芽(広い葉の芽)
これが、3枚目の写真のものですね。
剣吸芽(筍のような形で細長い葉)
これ2枚目の写真にピッタリでしょう?
こちらの方が成長も早く、実も多くなるとのことです。
現在6鉢育てていますが、今年は蕾にお目にかかれそうもありません。
団地内の一戸建てなので、日当たりがあまり良くないことが原因かもしれません。
なぜなら、葉はある一定の期間で枯れていきます。
そのため、15枚の葉を確保するにはかなり急成長させる必要があるのと
鉢を大きくすると1枚の葉が大きくなり、15枚確保できない。
以上の点を注意して、来年は
・鉢の大きさ
・日当たり
・本当に「剣吸芽」だったのか
・球根の一部と根があれば芽は出るのか
等について報告させて頂きます。
12月になったら、寒さ対策が必要です。
次回は冬の過ごし方について報告します。