アクセス(Access)を使った中小規模のオーダーメイドソフト開発

アクセス(Access)を使った中小規模のオーダーメイドソフト開発 合同会社リアルテク

2017.09.22

法人会と三味線

全く無縁の内容でしょう?

2016.09.22 弊社が加入している法人会の研修会がありました。

その時の研修の1つが「心くばり術」の講師をしてくださった「藍」さんです。

彼女のHPはこちらです。

 

1.姿勢、お辞儀、挨拶

2.名刺の渡し方、いただき方

・・・・

8.お誘いへの対応

と、ビジネスシーンで生かす「心くばり術」を教えて頂きました。

 

研修の最後に教えて頂いたことが興味深かったので紹介します。

 

「しごとができないひと」 について。

し:時間を守れない

ご:ゴールを設定できていない

と:得意分野がない

が:我慢ができない

で:できないことは正直に言う

き:気配りができない

な:なかなか動かない

い:忙しいが口癖

ひ:他人事ととらえる

と:途中でドロップアウトする

 

考えさせられますよね。

 

 

 

藍さんはプロの三味線家でもあります。

彼女の話にによると

 

三味線は今後50年でなくなるかもしれない

と。

プロの三味線家が少ないのだそうです。

 

三味線の紹介ということで、法人会の研修後に2曲聞かせて頂きました。

 

その時の写真がこちらです。

 

三味線の生演奏を見るのは初めてだったので興味深々で聞かせて頂きました。

三味線の演奏も歌声も素晴らしかったのはお伝えするまでもないのですが

私は三味線を持つ左手の動きに目が釘付けになりました。

 

どうですか?

ギターなどと全く違うところに気が付きませんか?

 

そうです、指の抑える場所のマークがないんです!

 

そのことを演奏後にお聞きしました。

小さなマークはあるが、経験で覚えるものだそうです。

 

ここに日本独特の伝統というか、職人気質というか・・・、西洋との違いを考えさせられました。

・マクドナルドのようなマニュアル化された接客方法

 (初めての人でもマニュアル通りにすればいい)

 今は西洋化が進んでいるのでわからないが、昔の日本は経験を積んで覚えさせられた。

 

経験を積むことによって覚えていく方法

マニュアル化して学んでいく方法

 

この考え方の違いが、ギターと三味線の違いによく表れているような気がして興味深いものがありますね。

 

「石の上にも三年」という諺がありますが、

この三味線の話を聞いて、そういうことか と納得してしまいました。

 

料理人や大工さんなどの修行する時、「見て盗め」とよく言われますね。

手取り足取りして指導する ということはないし、マニュアルもありません。

 

三味線など職人気質のものを普及させるには、もう少し最初のハードルを下げる必要があるように思うのですが、私だけでしょうか?

 


Top